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BLOG IN THE SUN

written by @chouzubachi

「ある思考のクセ」を直せばコミュ障も治る、かも

日々のこと

湖畔に座る男女の画像

コミュニケーションを取る際に、どうもチグハグに受け取る人がいます。
もちろん誰にでも勘違いというのはあるけれども、その頻度がやけに高い人というのがいて、その人の思考がどういうものかと、少し観察してみました。
(チグハグな受け取り方をする人をここでは「コミュ症」または「コミュ障」と定義します)

 

仮説を立てて聞いてみた

コミュニケーションを取ることが苦手な人は、どうやら「言われたことを言われたとおりに受け取れない」らしい。
どういうことかというと、
たとえば、話者(私)が「AはBである」という話をする。
この話は「AはBである」と受け取ればいいだけのことで、それ以上でもそれ以下でもありません。
とても簡単なことです。
(もちろん、嫌味や反語などのように、文字通り受け取れないこともありますが、アスペルガー症候群のような問題はわたしはわからないので、ここでは割愛します)。

しかし、コミュニケーションが下手な人は、「間違った方向へ一歩先に」行ってしまうようです。
「『AはBである』という話は、『BはCである』と一緒に話されることが多い。だから話者は『AはCである』ということを話している」
と受け取ってしまうのです。

これは混同しやすい話だな、と思って話していたら、案の定コミュ障と思しき人は混同したので、
「『BはCである』という話はしていないよ」というと相手は「てっきりそういう話だと思ってました」と白状しました。

(サンプルは数人ほどで、いずれも同じような思考がみられましたが、確証バイアスの可能性ももちろんあります。ですから話半分に読んでください)

コミュ症の人の「思考のクセ」

コミュ障のひとは、外部の情報というものをそのまま頭にいれることをせず、
外部の情報は、すでに頭のなかに入っている情報を呼び起こす鍵でしかないようです。
外部から入ってくる情報よりも自分の内部にある情報を優先するクセがあるのでしょう。
端的にいうと、「コミュ障のひとは、妄想や想像の中で生きがちだ」ということです。

このクセは、恋愛において致命的です。
たとえば、
自分の中で、「Aさんはみかんが好き」だ、と思い込んでいる(あるいは「みかんが嫌いな人なんて存在しない」と思い込んでいる)と、
目の前でAさんが「わたしはみかんが嫌い」と言っても、その情報が頭に入りません。
で、Aさんにみかんをプレゼントしたりします。Aさんが「いらない」というと、不快感を示したりキレたりします。
Aさんから見れば「は?」と言うしかないのですが、コミュ症はなぜ嫌われるのかがわかりません。
自分の頭の中のAさん像ばかり見ていて、実際のAさんはないがしろにしますので、Aさんから嫌われるのは当然です。

コミュニケーション中、頭を使いすぎる

 コミュ障の人にとって、コミュニケーションというものは、すごく疲れるはずです。

理由は簡単。間違った方向に頭を使いすぎているから。

ただ聞けばいいものを、一生懸命考えながら聞いて、間違った方向に一歩先に行ってしまうので、常に迷走。

挽回しようと考えれば考えるほどますます違う方向にいってしまい、コミュニケーションはうまくいかないし、疲れるし。

コミュニケーションを苦手に思うのは当然です。

頭のいい人もよく陥る

外部の情報が素直に頭に入らない、というと頭が悪いかのように聞こえますが、頭のいい人にも散見されます。
頭がいいと、かえって思考や想像にたのむところが大きいからかもしれません。
原発事故の時でも、水素爆発を「爆破弁による意図的なもの」と原発の専門家・有冨正憲さんは日本テレビの報道で言っていましたし。
これも目の前にある事象(誰が見ても心配するような大きな爆発や「(爆破弁で)こういう出し方は知らない」と認識していた事実)よりも頭のなかの情報(「原発は安全である」)を優先したためでしょう。
これは極端な例ですが、
目の前の事象よりも頭のなかの情報を優先するというのは、学問ではよくあることで、
直線には太さはないし、理科で『水』と書かれていたら不純物のことは考えませんよね。
実際には鉛筆で書かれた直線には太さが数ミリありますし、実験で使うのは水道水で不純物がいろいろ入っています。
数学ではイメージ不能な現象すら扱います。


頭のいい学者でも、学問自体にこの思考の癖があるせいで、現実が見えない、ということはよくあります。
そういえば、学者さんにもコミュ障たくさんいますよね。

結論

結局、何が言いたいかというと、
コミュ障に陥るのは「目の前から入ってくる情報よりも自分の内部にある情報を優先する」という思考のクセが原因。
頭の善し悪しとはさほど関係ないから、このクセを直せば治るよ、ということです。
逆にいまは大丈夫でも、このクセがつくとコミュ障になっちゃうかもよ、ということです。

  "Don't Think. Feel!"

(考えるな、感じろ!)

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